インスタにも載せましたが、せっかくなのでこちらでも!👇

太谷春花    初作品展「海と山の呼吸」が無事終了しました。
たくさんの方に自分の描いた絵を見ていただき、感謝の気持ちで本当にいっぱいです。
初めての作品展、どうなることかと思いましたが会場の麻倉Arts&Craftsの皆さんのおかげもあり、
自分としては大満足の出来になりました。

今回やってみて新たに感じたことは、どうも私は自分の描いた絵を肴にしていろんな方とおしゃべりをするのがとても好きだということ!ちょっと料理に似ているのかもしれない。

私の描く絵は見ての通り抽象画なので、「これは何を描いてるの?」という質問をよくされるのですが、自分としては何かを対象にして描いてるわけではなく、描くときの感触だったり、出てくる色だったり、そういうものを楽しみながら、自分でもよくわからないものを描いています。
自分の言葉で言うと「空気をおろしてる」「感情を流してる」という感じなんですが、きっとそういう感覚がない方にはわからないのかもしれないな、と思いつつ、でもそういう言葉で表すのが一番近いんだろうと思います。
すべての方に伝わらなくても、中には「すごくいい」「わかる」という方もいらっしゃって、そういう方にお会いできると本当に嬉しくて、自分の中の寂しさとか不安とかそういうものが満たされていく気持ちになりました。
きっと個展を開かなかったらそういう方達にも出会えなかったし、新しく自己肯定感を高めてくれる出来事だったんだろうな。

とにかく絵たちが喜んでいた。「飾ってくれてありがとう〜!」という声が聞こえるようでした。
家に置いとくだけじゃもったいないし、私の描いた絵が人の心を動かしてる瞬間を目の当たりにして、
アーティストってそういう仕事なんだな〜ということがわかったような気がします。
ただあくまで「人の心を動かそう」と思って描いてないところが少なくとも私の絵の?特徴なのかもしれない。自然と一緒。
純粋に自分が楽しむこと、描こうと思ったときに描くこと、つまり自分の心をいちばん大事にしてる気がする。
そういう、「楽しい」の瞬間の波動がゆくゆくは人の心に届くんだろうなって信じたい。

世の中、楽しいことばっかりではないけど、ちょっとでも楽しいの波動を広げたいというのは私の中にあります。
すべての人に伝わるかはわからないけど、それが自分のありたい姿だし、できることをやっていくしかないんだよな、という感じ。
絵はその一つのツールなのかもしれない。

初めての作品展を終えて、そんなようなことを感じています。
たぶんこれからも絵は描くし、また発表の機会を宇宙からいただけたらお知らせします。

来てくださった方、応援してくださった方、気にかけてくださった方、本当にありがとうございました。
「またどこかで!」(絵の気持ちになって言ってみた笑)



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